まずは長年かけて作った肥料の利いた畑の土を集積しておきます。この土をまた畑の土として使うのは言うまでもあーりません♪
擁壁工事②(NNC宅地造成用土留擁壁)
- 施工日時
- 2017/08/22
- 施工場所
- 農地 ※写真クリックで拡大
道路より低い場所にある農地を嵩上げするために周囲に擁壁を設置し、道路からの雨水の流入防止や車の乗り入れが出来るように造成しました。
農地を前面道路の高さまで上げるために、農地の周囲に擁壁を設置します。まずは擁壁設置のための基礎工事です。
掘削、基礎砕石完了後に擁壁を据えるベースとなるコンクリートを打設します。このコンクリートの上に位置出しの墨を打って、その墨に沿って据えていくようになります。
擁壁の搬入状況※この現場では現地で型枠を組んでコンクリートを流し込むいわゆる現場打の擁壁ではなく、工場で生産された2次製品といわれるコンクリート擁壁を設置しました。
大型のクレーン車で擁壁を吊り上げ、ベースコンクリートの墨に沿って擁壁を据えていきます。重量物なので吊り荷の下に入らないのは当たり前田のクラッカーです!
擁壁設置後は擁壁同士を専用のボルトで繋いでいきます。横の繋がりは大事ですよね!
擁壁のつなぎ目に土砂流出防止のネットを取付け、擁壁沿いに水の通り道となるように砕石を充填しながら、土地全体を埋め立てていきます。
畑の下になる部分には砕石場から搬入した山ズリでしっかり締固めながら埋め立て、表面の30cm程度はもともとあった畑の土に真砂土を加えて畑全体を仕上げていきます。
完成後は畑を道路より高めにつくったおかげで道路からの水の進入はなくなり、また今まで乗り入れることの出来なかった、トラクターや軽トラックなども入れるようになり、利便性がグングーン!とアップしました♪